警察への相談は意味がない

 ストーカー被害に遭っていると思ったら警察に相談する人は多いと思います。

 そのこと自体は無意味だとは思いません。


 しかし【防犯上】は無意味です。


 その理由の一つが【警察は防犯の素人だから】です。

 その詳細については

【防犯と警察】

を参照して下さい。

 今回書くのはストーカー相談をした時の警察の行動についてです。

 貴方は警察にストーカー相談をし、ストーカー・犯罪だと認定された場合に警察がどのような行動を起こすかご存知ですか?


 警察は個人の人権を守る組織ではなく、法律の執行機関なので、法律を守ります。


 そこで警察がストーカーに対して行動を起こす際に守る法律が

【ストーカー規制法】です。


 ではこの法律を守って行動をするとどのような行動になるのか見ていきましょう。


① 警察署長からの警告

 「貴方の行動はストーカー行為だから止めてね!」

と警告してくれます。

 以上です。



② 警察本部長からの警告

 警察署長からの警告で止まらない場合にもっと偉い警察本部長名義で

「貴方の行動はストーカー行為だから止めてね!」

と警告してくれます。

 以上です。



③ 公安委員会からの命令等

 公安委員会から

「お前の行動はストーカー行為だから止めろ!」

と命令してくれます。

 以上です。


 警告と命令等では法的には大きく違うのですが、ストーカー対策上は大差ないので省略します。

 以上です。



④ 逮捕

 命令に従わなければ逮捕となります。




 どうですか?

 しっかりとやって欲しい行動でしたか?

 それとも、「警告とかばっかりで意味ないじゃん!」と思いましたか?


 私なら後者の「意味ないじゃん!」と思ってしまいます。

 そもそも、警察に相談したって事実を知られたら逆上させてしまうリスクの方が怖いです。


 最初に言ったことをもう一度言います。

 警察は貴方個人の人権ではなく、公益・法律を守れば良い組織ですからね。


 被害者本人にとって意味がない警告等でも、警察にとってはそれが大事なことなんです!




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