貴方はストーカー殺人事件の報道で「被害者は事前に警察に相談していた」等を見てどう思いますか？
「警察がすぐ逮捕していれば殺されなかったのに」
等でしょうか？
もう一つお聞きします。
貴方が警察に被害の相談をするとします。
最終的には何を求めて相談しますか？
勿論、警察からの警告やパトロールなどで解決すればそれに越したことはないけれど、それらでどうしようもなければ最終的には逮捕して欲しいのではないでしょうか？
これらどちらの考えにも最終的には逮捕して貰えば解決との考えがあります。
もしそうならそれは誤りです。
誤りの認識のままいると危険ですので、この記事をシッカリと読んで意識を改めて下さい。
【逮捕されるとどうなるのか？】
最大１０日間留置所に入ることになります。
その期間で捜査し切れなければ申請によってプラス１０日間の延長申請が可能です。
これ以上の延長はありませんので、最大で２０日間の留置と言うことになります。
よっぽどの凶悪犯罪じゃない限りはこの２０日で釈放されます。
そして、殺人にまで至っていないストーカーは軽微な犯罪と認識されていますので、１０日か２０日で普通は出てきます。
犯人心理として、逮捕されたのは被害者からの通報ですから、被害者に対して恨みや憎しみの感情を強めていても不思議ではありませんよね？
何年間も捕まっていれば被害者に対しての気持ちそのものが薄れることはありますが、たったの１０～２０日ではまず薄まりません。
そんな強い憎しみを抱いている犯人が「もう近づきません。もうやりません。」なんて書類を守ると思いますか？
そのため逮捕は解決どころか、余計危険な状態にしてしまう可能性が高いんです。
では逮捕は無意味なのか？
いいえ、無意味ではありません。
ストーカーが逮捕されている間に逃げれば良いんです。
つまり、逮捕期間の１０～２０日間はストーカーから逃げるための期間です。
逮捕してもらわないといけないほど危険な状態のストーカーからは逃げて下さい。
「自分は悪くないのに、引っ越し費用も高く付くのは嫌だ」
と渋る被害者も沢山いますが、これは引っ越し費用と命とを天秤に掛ける選択です。
貴方の命は引っ越し費用と悩むほどの命なのですか？
引っ越し費用も命も掛けたくないなら、早期解決をして下さい。
後手後手に対策に乗り出すのが遅すぎるからそのような手段しか取れなくなっているだけなので、早期に解決すればそんなことにはなりませんので。
もちろん、対策に対しての批判だけで終わりはしませんので、是非最後まで読んで下さいね！
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