題名にあるようなことを疑問に思っている人を沢山見かけます。
もしも、貴方がこのように疑っているなら、貴方は警察に不快な印象、又は全く興味がないのでは?と思います。
何故かと言うと、冷静さを欠いているからです。
冷静に考えて下さい。
職業として見た場合に警察は何ですか?
はい、公務員です。
公務員の特徴は何ですか?
はい、安定した定額給です。
だから不景気では人気になるんですよね。
取り締まり件数で給料やボーナスが変化するのは出来高給です。
出来高給は定額給と対極にあるものです。
つまり、公務員の最大の特徴である定額給すら見えなくなるくらいに貴方は冷静ではないんです。
では、何のためにあそこまで取り締まりを頑張っているのか?
それは人それぞれですが、大きな理由としては
【上司に怒られないため】
【交通課員になりたい】
この2つが主だと思います。
基本的に数字として視覚することの出来るモノで評価されますので、上司は数字を見て仕事をしている、サボっているを判断する傾向にあります。
つまり、困り事相談やパトロールを頑張っても数字として視覚できませんので、それらを頑張っても上司はサボりと判断します。
だから、当然怒られます。
更にサボりと判断されるので、サボった分だけ休日出勤をさせられる場合もあります。
それらを防ぐために頑張るのが一点。
もう一つは交通課に異動したい警察官は交通部門で頑張って、良い意味で目を付けてもらおうとします。
ここでも活きてくるのは数字評価です。
そのため、どんなに交通事故予防運動をしても評価にはなりません。
これらのことから、「ノルマのため」と言われると否定は出来ませんが、ボーナスや給料のためではないと言い切れます。
余談にはなりますが、
「交通違反なんて軽微な違反を隠れて取り締まるなんて無駄!そんな無意味なことをする暇があったらもっと悪い犯罪者を捕まえろ!」
と言う人がいます。
それは安易すぎます。
もちろん部署管轄の関係で他のことができないだけって部分もありますが、それだけではありません。
交通取り締まりや職務質問を手当たり次第に行うことによってメリットがあるんです。
警察が手当たり次第に停止させたり、声を掛ける行為自体が犯罪抑止になるんです。
これは海外から研修に来るほど注目されています。
感情優先の色眼鏡で見てしまうと、冷静に考えれば有り得ない考え方をしてしまうものですよね。
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