急に襲われた際に陥る状態について

 「今から防犯対策を考えて下さい。」

このように言った場合、多くの人は今の自分自身の状態で考える傾向にあります。

 しかし、それでは適切な対策を考えることは難しいです。



 適切な防犯対策を考えるためには、【現在の状態の自分自身】ではなく、【急に襲われた時の自分】で考えなければ意味がありませんよね?



 しかし、恐らく貴方は急に犯罪者に襲われた経験がないと思います。

 そのため、防犯用品を紹介する前に、必ず知っておかなければならない基本的な情報として、【急に襲われた時に陥りやすい状態】を少し紹介します。



【体が動かなくなる】

 急なことで筋肉が緊張硬直してしまい、動けなくなる現象です。

 これは特に多い現象です。

 この状態に陥ってしまうと、護身用品や護身術なんて何の意味もなしません。



【声が出なくなる】

 急なことで恐怖やパニックから声帯が閉じて、声が出なくなります。

 これは人前が苦手な人はイメージしやすいのでは?と思います。

 緊張から声が出なくなることは日常生活の中でもありますよね。

 この状態に陥ってしまうと、助けを呼ぶことが出来なくなります。



【目をつむり、うずくまる】

 雷とか地震の際に布団に包まるのをイメージするとわかりやすいかと思います。

 恐怖や現実逃避のために目を閉じて、うずくまる行動をパニック状態ではしてしまう人は沢山います。

 普通に考えれば、犯人を目の前にして自分の視界を閉じ、逃げないのは危険ですよね。



【犯人の言うことに従ってしまう】

 これは

 「傷付けられたくなかったら付いて来い。」

こんな感じの犯人からの要望に従ってしまうってことです。

 これも普通に考えれば、従ってしまえば犯人に有利な状態を作られてしまいますので従わずに抵抗する方が良いのですが、パニックを起こしていると状況判断が適切に行えない場合があります。

 あと、パニックじゃなくて、冷静な状態で考えても「とりあえず従って隙を見る」なんてかなり危険な判断をしてしまう人もいます。

 犯人は自分自身に有利な状態を作ろうとしますので、それだけ冷静でいられるなら隙を見る前に逃げましょう。




 これらは全部の状態になると言うわけではなく、代表的な状態を表しています。

 つまり、声が出せなくなるだけの人もいれば、声が出せなくて体も動かせなくなる人もいます。

 これらを総称して急に襲われた際に陥る4態と言います。



 私がオススメする防犯用品はこれらの4態を考慮した上でのオススメになります。




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