警察学校の準備

 警察官採用試験に合格すると警察学校に入校します。

 その前に持参品や持ち込み品などの案内が届きます。

 今回は案内として届く情報には触れません。

(かなり昔で覚えていませんし・・・)



 私からは本人、又は親御さんの多くが悩む情報に触れます。

 それは

「他に何か持って行って役に立つものはないかなぁ?」

です。



 それに触れる前に基本的な考え方を知らなければなりません。

 警察学校では大は小を兼ねません。

 多い荷物は邪魔で、足手まといにしかならなりません。



 警察学校では収納スペースが決まっています。

 そして、その大部分は制服等の貸与品で一杯になります。



 鍵の掛かる収納スペースに入らない荷物は日常訓練の中で

【空巣等に盗まれる、管理できていない不適切な物】

として没収されます。

 そして、私物や貸与品の没収は呼び出しによる個別説教の対象です。



 物凄く、こっぴどく怒鳴られ、連帯責任で仲間を巻き込んでの懲罰も有り得ます。

 だから使わない物は邪魔になるんです。



 それでも親心ですよね。

「そうは言っても何かないですか?」

 このように考える親御さんが沢山いらっしゃいます。



 そこで私がオススメするのは2つ。

【軟膏薬】

 オロナイン軟膏等の軟膏薬は場所も取らないし、役に立つと思います。

 毎日訓練で走ったり、柔剣道をしたりすると手足に沢山小さな傷が出来ます。

 その日のうちに回復しないと、ドンドン悪化します。



 悪化するだけならまだ良いのですが、蜂窩織炎になり長期治療が必要になる人も必ず出てきます。

 それを予防するために治療薬があると役に立つと思います。

 サイズも考えてこのくらいの商品が良いと思います。

※ クリックすると商品説明画面になります。



【水虫治療薬】

 浴室は共同の大浴場です。

 しかも、毎日同じ靴で走りまくっている人達です。

 当然水虫が蔓延します。



 水虫の治療薬は場所を取りませんし、あって損しません。

 それに蜂窩織炎の原因にも成り得ますので放置はいけません。



 これらは持ってくる物に書かれておらず、場所を取らずに、役に立つ物だと思います。




 お金についても心配する人がいるので少し触れます。

 【一か月分の生活費】とされているかと思います。



 

 警察学校は警察官として給料を貰えます。

 しかし、給料が出るまでの最初の一ヶ月間の生活は必須となるからです。



 そこで「一ヶ月分の生活費っていくら?」

となるかと思います。

 それは人によります。



 寮費、食事代金等の生活費は給料天引きなので掛かりません。

 では何に使うのか?

 それは足りない生活用品の買い足し、お菓子、飲料代金、電話代金等です。



 消耗品が無くなれば警察学校内の売店で買うことになります。

 環境の変化や体の疲れ等から、普段お菓子を食べない人でも食べたくなります。

 リラックスするためにコーヒーや清涼飲料水等が欲しくなる人もいます。

 電話代金は外部との連絡手段が公衆電話なので、公衆電話代金と言う意味です。



 

 それらのいわゆる嗜好品への出費が主です。

 そのため「どんなに辛くても嗜好品なんか買わない!」

と言う人なら生活消耗品だけでしょうから1万円もあれば十分足りると思います。



「辛い時は食べる!甘い物が欲しくなる!食べ物を仲間と分け合う!」

と言う人は毎日お菓子と飲み物を買います。

 その場合には数万円あった方が安心です。

 ちなみに後者が圧倒的に多いです。



 さて、ではいよいよ次から警察学校の日常的な流れを見ていきます!

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