退職者の多い節目

 具体的な生活や訓練等を見ていく前に、全体的な節目を見ていきたいと思います。




<着校>

 警察学校に到着する時点です。

 この時点では特に厳しくされているわけではありません。

 そのため、【共同生活が無理】

 この理由が一番多いです。



<一日教練訓練>

 着校後1週間以内に行われる新隊員・しごきのような訓練です。

 内容は装備品点検、「回れ右」、敬礼等の警察官としての所作を朝から夜までぶっ通しでやります。



<初外出・泊>

 最初の1~3ヶ月は外出・泊禁止です。

 それが解禁された時です。

 自宅に帰ったり、友達と会ったりして楽しく過ごし、警察学校に帰れなくなります。



<術科訓練の開始>

 柔剣道、逮捕術、拳銃訓練などが開始されます。

 未経験者にとっては武道訓練は辛く感じる人もいます。

 拳銃は実射もしますので恐怖で震えてしまう人もいます。

 ここまで耐え切れれば訓練の辛さで辞める人はほぼいません。



<中間試験>

 学力・術科総合的な試験になります。

 赤点を1個でも採ると分限(クビ)会議に名前が上がります。

 素行等がよっぽど悪くなければ即クビはありませんが、補習や課題が地獄でこなし切れず辞める人がいます。



<制服研修>

 拳銃以外の全ての装備を身に着けて実際に警察署に研修に行きます。

 ここで運悪くダメな先輩に当たってしまうと、理想と現実の大きなギャップに失望しすぎて辞めていきます。





 これ以降は大きな怪我等をしない限り自ら辞める人はほぼ出ません。

 これらはあくまでも節目だけですので、これ以外に日常的な辛さから辞める人は沢山います!



 それでは次回からは具体的に見ていきます!

 まずは警察学校のための準備についてです。




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