目黒区碑文谷公園バラバラ遺体事案

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160623-00000030-jnn-soci

 記事のURLはこちらです。



※ ここは慣れない人では気分を害する恐れのある言葉・表現が出てきます。

 自己責任で読み進めて下さい。


 怖い貴方に、対策の一つとしてこのような本もありますので、興味があればどうぞ!

 クリックすると画像拡大&説明画面が開きます。



 簡単に内容をまとめます。

※ 同日16時現在で、この記事だけを見ての情報です。


【事案の概要】

 平成28年6月23日 午前10時30分ころ

 東京都目黒区にある碑文谷公園内の池から

 一部白骨化した人間の体の一部を

 通行人が発見した事案。


【遺体の状態】

 足や頭部部分が見つかる。

 右脚の一部と頭部には腐敗が見られる。

 性別、年齢等はまだ不明。


【池、その周辺の状況】

 夜中は基本静かで、騒いでいる人がたまにいる程度。

 池の水深は1メートルほど。


<記事以外、映像等からの情報>

 手すり付きの小さな桟橋等もあり、小型ボート乗り場となっている。

 発見場所はボート乗り場付近と、ボートに乗って行くような場所の模様。

 最低でも4パーツは発見されていると思われる。


【警察の見解】

 腐敗具合から死後しばらく経過している。

 水深が浅く、死体遺棄事件の可能性があるとしている。



【私個人の勝手な見解・妄想】

<事件か事故か判断できない>

 しっかりと考えるためには情報が足りな過ぎます。

 そのためこの情報だけでは事件か事故かわかりません。


<その理由>

・ 死体が腐敗している。

 これにより、バラバラになった理由は人為的なモノとは限らない。

 水中に長期間あった死体は魚や動物、鳥や虫などに食べられます。

 それによって、骨と骨を繋いでいる関節部分が欠落してしまい、各部位がバラバラになることは普通に有り得ます。


 更に日常的にボートが稼働し、水流も出来ます。

 動物に捕食されれば死体がその場から移動もします。


・ 水深1メートル

 死体の性別等もまだ一切不明であり、小柄な人であれば十分溺死する可能性はある水深です。

 それに自殺であれば睡眠薬等で朦朧状態なら溺死し得ます。


<まず必要な情報>

 腐敗しており、時間経過をしているとのことなので、死体に明らかな人為的破壊行動による破損等がない限りは周囲の鑑識活動だけで事件性の判断は難しいと思います。


 そのためにまずやることはこの死体の身元確認です。

 その方法の詳細は言えませんが、腐敗していても現時点で発見されている部位から身元の特定が出来る可能はあります。


<身元がわかることで何がわかるか>

 身元を確認することで、被害届、警察への相談、家出、土地勘、その者の家屋の状況等々の情報から失踪した時期や事件の可能性等々が調べられます。


<その後の警察の動きは?>

 事件性の有無が判断できれば後は、他の事件との差は特別ありません。

 確かに死体から採取できる証拠は少ないですが、それだけです。


 事件性を判断するために司法解剖はすると思いますが、事件性がなければ他の変死体と同様の処理がされると思います。



【このニュースで貴方が注目しておくべき部分】

<身元の判明>

 兎に角、死体からは何も判断できない間は身元が判明するかどうかに注目して見て下さい。


<警察からの発表>

 身元がわからなくても、追加で死体が発見され、人為的な死に至るだけの損傷・欠損があれば事件と判断できます。

 身元以外にも警察からの発表内容によっては大きく動きます。

 そのため、警察から何か発表があれば、それにも注目して下さい。


<不要な心配はしない>

 死体が見つかったと言ってもかなり期間が経過しているようですので「犯人がいるのでは?」とか「幽霊が出そう!」等と過剰に反応する必要はありません。

 近所に住んでいるとしても、今まで通り過ごして下さい。




※ 同年6月24日 10:30現在

追加情報

【遺体の状態】

<切断面に鋭利な刃物の痕跡>

 昨日までの情報で書いたように、身元判明の前に警察からの発表がありました。

 人為的な刃物の痕跡があったそうです。


 これで事件と確定できます。

 現時点では【殺人事件】として捜査ではなく【死体遺棄事件】です。


 死亡原因によっては病死の可能性もあるため、確実な犯罪としては死体遺棄です。


<腐敗していない>

 池では腐敗と思われていましたが、腐敗ではなく激しい損傷だけのようです。

 これは仕方がありません。


 水死体はかなりの汚れと、かなりの臭気です。

 慣れていない人なら死体から50メートル以上離れた場所から嗅いだだけでも嘔吐することがあります。


<小柄な成人>

 どの程度の小柄さかわかりませんが、足のサイズなどから警察はある程度推測はしていると思います。

 恐らく男性か女性かも推測できていると思います。

 しかし、まだ推測で、確定的な証拠がないので発表はしないと思います。


<発見部位は同一人物のモノ>

 つまり被害者は一人と言う事。

 そしてもう一つ!

 確認方法として【骨格や指紋などから】としています。

 つまり、死体の状態としては死体指紋を採取できる状態と言うことです。


 これだけではまだ進展はしませんが、今後何かの役には立ち得ます。


【死亡時期】

 死後数週間経過とのことです。

 つまり、6月中くらいに亡くなったってことです。




【今後の動き】

 本日司法解剖を行うようです。

 司法解剖は全身残っている死体の場合で休憩なしのぶっ通しで半日くらいかかります。

 本件は体の一部だけで、脳以外の内臓を取り出したり、縫い合わせる必要がないので、今日中に結果が発表されるかもしれません。

 今日の警察からの発表に注目です。



同日20:30現在 追加情報

【死体の胴体部分発見】

 これによって切断面の詳細も判明しやすくなりますし、単純に体積が一番大きい部位なので情報が多く得られる可能性があります。


 司法解剖の結果が発表されました。

【死体の情報】

 年齢50歳以上

 小柄な成人女性

 分断部位には刃物様の傷あり


【死亡推定時期】

 1週間~数週間前


【被害者の身元】

 不明


【死因】

 不明





【個人的に気になる点】

<何故胴体はそのままなのか?>

 バラバラにしている理由は恐らく

【運搬時、袋等に入れて人目に付かないように】

又は

非力な被疑者なら【持ち運びしやすいように】だと思います。


 そのため、その目的を達するために一番切断しなければならない部位は胴体です。


 胴体がそのままの大きさだと袋等に入りませんし、大きくて目立ちます。

 非力が理由なら、腕すら2分割するくらい非力と推測できますので尚更胴体は分割するはずです。


 両腕は2分割しているのに、何故胴体は(脚もですが)分割していないのでしょうか?


<勝手な推測>

 それは、胴体分割をしなかったのではなく、出来なかったのでは?と考えます。


 首切断には調理用ハサミ様の刃物が使われていると言うことは、普通に考えて切断用の刃物を用意していたとは考えにくいと思います。

(これが混乱の中で出された誤情報ならこの推測は成り立たないかもしれませんので悪しからず)

 ← 調理用ハサミやナイフとはこんな感じの物です!


 殺して

「どうしよう!!!」

となった時に、死体をその場に隠しておく勇気は恐らくないと思います。


 つまりすぐにでも手放したい、隠したい」と考えると思います。

 そこで、その場にあった物で切断を試みた可能性があると思います。


 殺害が夜間であればホームセンター等はやっていませんから、その場にある物で切断するしかありませんよね。

 それで、流石に普段家庭にあるような刃物では胴体の切断は不可能なので、胴体は分割しなかった。


 だから胴体は分割されていないのでは?

 と妄想に近い推測をしてみました。


【今後注目のこと】

<被害者の身元確認>

 死体はほとんど腐敗しておらず指紋も採取できるらしいので、指紋、DNA、歯形等から特定できると思います。


 それによって人間関係や土地勘、部屋の状況等から捜査が一気に広がります。



<不審な車両情報>

 遺棄現場周辺は深夜には人通りがほとんどない住宅街のようです。

 そのような場で犯行時刻が深夜で、犯人が車両を使用していると警察はその車の行方を追えます。


 そのため、不審車両の情報が提供されると一気に進展する可能性はあります。


<切断に使用した刃物>

 刃物が切断のため専用に購入されたと思われるくらい新品だったり、普通の家には置いていないような特殊な刃物であればそこから犯人を追えます。


 本当にその場にあった刃物で切断したような凶器なら、私が推測(妄想?)した線も出てきます。



 まだ発見されていない上腕部位は警察的には重要ですが、犯人逮捕、市民としてはさほど重要ではありませんので、注視するほどのモノではないと思います。


 もちろん、そこに刃物が食い込んでいる等、顕著な証拠が残っている場合には別ですが。


 はてさて、どのように展開していくでしょうね。



6月26日 9:45ころ現在 追加


 警察が情報を少しずつ出し始めました。

 しかし内容から見て、既に警察では判明していて当然の情報なので、新たにわかったと言う情報ではないと思います。

【死体発見場所】

 発表内容とストリートビューを基に図に落とし込みました。

     

赤色部分・・・胴体等大きい部位発見場所

紫色部分・・・軽い部位発見場所

黒色○印・・・拡大図の場所

 


 道路~車ガードまでの間は目測10メートルくらいありそうですので、その部分に車を止めて作業することは普通に可能です。


【死体の情報】

<右脚にボルト2本>

 これは犯人がやったのではなく、骨折の治療痕のようです。

 どの部分かわかりませんが、ボルトを入れる骨折となると関節部分か大腿部かと思います。


<下の歯に治療痕>

 何の治療かはわかりませんが、入れ歯ではないってことですから削っているんだと思います。

 実はこれが身元確認のために一番と言って良いほど重要な情報です。


【警察への疑問について】

<情報を一気に出さない理由>

「何で情報提供をして欲しいって言うのに、情報を小出しにするの?」

 このように思いませんか?


 その理由は【公表する=犯人の目にも付くから】です。

 警察の捜査進展状況等に合わせて犯人に色々と動かれたり、逃げられたりしないためです。


<情報を出す理由>

「犯人に知られる不具合があるなら、逆に何で情報を少しでも出しちゃうの?」


 それは情報提供が多すぎるからだと思います。

 恐らく捜査警察署には情報提供等の電話が毎日何百件と掛かってきていると思います。


 その内容として

「ここ数週間会っていない知人がいます。この被害者かも!」

と言ったレベルのモノもかなり多いと思います。


 そのようなあまり参考にならないような情報も多すぎて対応しきれない状況があるのかもしれません。

 そこで、少し情報を出すことで振るいに掛けているのかと思います。


 情報を小出しにすることでその条件に合致しない人の情報提供は減少しますからね。


 小出しにすれば犯人への捜査の進展具合を教える量も少なくて済みますので、そのバランスかと思います。


6月28日 18:00現在

 被害者の身元が判明しました。


【被害者】

 公園まで徒歩10分くらいの場所に住む

 一人暮らしの88歳、女性


【死亡推定日時】

 6月19日20:30ころ~翌日20日10時ころの間


【死亡推定期間前後の動き】

<6月19日 20:30>

 息子を見送る姿がマンションの防犯カメラに映る


※防犯カメラ設置場所はマンション1階の出入り口付近、エレベーターくらいの模様。


<6月20日 9:00~10:00ころ>

 兼ねてより約束していた清掃業者が清掃用具交換のために訪れるも、業者いわく「不在だった」とのことで引き返す。


6月26日>

 ずっと不在で不審のため、清掃業者から警察へ通報。

 息子立会により警察が立ち入る。

 「もしかして!?」ということでDNA照合により、身元が判明する。


【被害者宅の状況】

 玄関ドアが無施錠。

 室内は荒らされた形跡、抵抗の形跡なし。

 金銭はそのまま残されている。

 血痕は残っていない。


【その他発表された内容】

 防犯カメラには、息子さんを送り出して以降、被害者が外出した映像は映っていない。

 そのため、同じマンション内で殺害されたと推測されるとのこと。


【私の勝手な推測・妄想】

<室内に足跡などが残っている?>

 まずニュース映像から室内から土足痕か血液様物は採取されていると思います。


 そのような痕跡が発見された時に、その部分を誤って蹴飛ばさないように保護する用具を持っている姿が写っています。



<大きな荷物を持った人は防犯カメラに映っている?>

 自分で外出していないなら当然犯人がバラバラにして持ち出しているハズです。


 いくらバラバラにしたと言っても、少し不自然に大きな袋やカバン・荷物を持った人として映ります。


 そのような人物が映っているのかどうか?

 これが大きなところだと思います。

 もし映っているなら限りなく犯人の可能性が高いと思います。


<もしも映っていない場合>

 問題はこの時です。

 エレベーターも、マンション正規の出入り口も通らずに外へ運び出したことになります。

 階段を使い、塀・フェンスをよじ登ったんでしょうか?


 実はもう一つ可能性があります。

 それは、【大きな荷物を持っていても不自然じゃない人物】です。


 回りくどい言い方はやめましょう。

 もしも、ここまで条件が揃ってくるなら、清掃業者の可能性も浮上してくると思います。


 最初の訪問時に殺害、清掃用具の荷物の中に隠して搬出。

 これなら無施錠も、無抵抗も納得できます。

 外部での解体場所の確保も可能です。

 防犯カメラに大きな荷物を持って映っても不自然ではありません。


 更に、普通の人であれば「今日不在みたいですよ」と言われただけでは安否確認、施錠状態の確認までしませんから、1週間無施錠状態が続いても誰も気付かないなんてことも有り得ます。


 清掃業者の工場?作業場?に持ち帰り、隠し、終業後に夜中他の従業員に見つからないように解体して急いで遺棄。


 なんて可能性もゼロではないですよね。


 あくまでも今出されている少ない情報で可能性を色々と考えると一つの可能性として、妄想です。


【今後の注目点】

 検証が行われているようなので、何か出てくるかもしれません。


 例えば、血痕は洗い流されており、目に見えていなかっただけで風呂場に大量の血液反応が出るとか、防犯カメラの解析で大きな荷物を持った人物の有無等々。


 被害者の身元が判明したことで犯人が自主するなんてことも有り得ます。

 とにかく、身元が判明したので解決に向けて動いて行くと思いますよ!



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