警護、護身術、武器所持等は適切ではない

 ここまで上げてきた対策の誤りの他にも色々と対策を見掛けます。

 それらではダメな理由を簡潔に列挙していきます!


【警護】

 警察は私人個人のための警護はしませんので、警察による警護はそもそも対策になりません。


 民間の身辺警護を付けるだけでは解決にはなりませんし、常時付けるとなると一般人には高すぎて現実味はありません。


<料金算定>

 身辺警護の大手株式会社SPI による料金

 1時間8000円~

 命の危険を感じるストーカーだとリスクが高いと思いますので、1万円はすると仮定します。


 常時じゃなければ意味がありませんので、

【24時間×1万円=24万円】


 解決に向けて行動しなければ何も変化はありませんので、解決の間は毎日24万円消費することになります。

 こんなの普通は無理ですね。



【護身術】

 <急に襲われた際に陥る状態について>

で少し述べていますが、護身術はまず使えません。


 もしこの状態に陥らなかったとしても、刃物に対して適切に行動を起こせるとは思えません。


 しかし、護身術に限らず、武道や格闘技を習っている人全般的に言えることとして、弱い時期にこそなぜか過剰な自信を持ってしまいます。


 過剰な自信と「折角習っているから活用してみたい」との気持ちも相まって、襲われた時に逃げられる状況でも逃げる選択をせずに撃退しようとしてしまう傾向にあります。


 撃退なんて選択をするくらいなら習わない方が何倍も安全です。



【武器など】

<知らないと危険な防犯用品>

でも触れていますが、基本的に武器は適切な知識と訓練をしないと危険を高めるだけです。


 武器は奪われてしまえば犯人にとって有利な武器に成り得ると言う認識は絶対に必要なことです。


 そして、貴方は犯人よりも自分が弱いと認識しているから武器で対抗しようとしているんですよね?

 と言うことは、奪われるリスクもそれに比例して高いと言うことです。


 ただし、護身術を習う感覚でシッカリと知識と技術を身に着けるなら家等に備え置くのは有効です。



※ 画像をクリックすると拡大、商品説明が開きます。


・ 刺股(さすまた)

 対刃物戦闘の主役となる武器で、犯人の動きを牽制します。

 画像の半円になっている部分を犯人の胴体に押し付けて距離を取ったり、壁に押し付けて拘束します。


 紹介している刺股は犯人と力勝負にならないような工夫がされているモノなので、女性でも男性ストーカーに対抗することが可能なものです。



・ 警杖

 武器として作られた棒です。

 硬度、耐久性、重さ、滑り具合等がちょうど良く、使いこなせればこれ一本で制圧~サポートまで、臨機応変に何でもこなせます。



 武器の紹介はしましたが、熟練する必要があるので、基本的にはダメな対策とさせてもらっています。


 ここまで様々な対策を

「ダメだ!」

と言ってきました。


 そこで不安になってしまっている貴方に、お待たせしました!

 次の記事で後手後手に回ってしまい、危険な状態に陥った場合に取れる対策と、そうなる前の対策を紹介していきます。

 


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